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作成日:2023/11/06
経験者優遇と求人をすると  ?



 令和5年11月6日 月曜日

 経験者優遇と求人をするとどうなるか ?

 事業所が求人をするときよくあるのが 「 経験者優遇 とか 経験者 」
しか採用しないよ、という求人募集です。
 もちろんこれには、新人を1から育てる余裕がない、とか、急に人が退職
したため、どうしても 「 即戦力 」 が必要になった、という理由があ
るようです。

 それだったら、それなりの 「 待遇で募集 」 すれば問題はあまりな
いと思われますが、労働条件は 「 経営者 が 理想 」 とする条件の
ようです。

 これで採用に至れば、問題がないと思われがちですが、後後 「 大問題 」
発生のリスクが出てきます。

 新しく人を採用しようとするとき、 「 どういう 経歴 」 か、見ない
で採用してしまうと、とんでもない災難に出くわす可能性が大です、

 労働者が 「 余っている 時代 」 なら成功したでしょうが現在のよう
に、 「 人が いない 」 という時代には、職を求める人に 「 優秀な
人材 」 が、ほとんど見受けられない、という現実があることです。

 では経営者として、 「 どう 対処すべきか ? 」 ここが一番大事だ
と私は考えております。
 人を見る目を、経営者は 「 自分で 習う 努力 」 を、していくしか
方法がありませんが、 「 他の事業所で 解雇 」 された人は雇用しない
ようにすると、リスクは大きく低減出来ると、私は考えております。

 本人の履歴書と、ハローワークからもらってくる 「 雇用保険の 適用履
歴 」 を比べてみるとわかりますから、 「 自己都合 なのか 解雇 」
なのか調べてから採用すれば、良いと考えております。
 もちろん雇用経歴としては、厚生年金履歴でも見れますが、あくまでもこれ
は、勤務した事業所の年数しか見ることは出来ません。

 ハローワークから 「 自分の 雇用履歴 」 をもらってこれない人は、
何かしらの問題を過去に起こした可能性が大です。

 また、 「 有名企業 」 の元社員も、問題発生のリスクが大きい、とい
う現実があるということも、知っておく必要があります。

 新しい人を採用した後 「 困った どうしよう ? 」 ならないように
するため、私の考えを参考にしていただければ幸いです。


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