お知らせ
お知らせ
作成日:2023/10/03
建設現場での労災事故多発



 令和5年10月3日 火曜日

【事故多発の建設現場で何が起きているのか】

建設現場で、あってはならない事故が多発している。

9月中旬、JR東京駅近くの51階建ての複合商業ビルの工事現場でクレーンで吊り上げられていた鉄骨が落下。作業員5人が死傷した。都心の一等地で次々に計画されている巨大開発のひとつだ。

福岡県でも9月にドラッグストアの建設現場でコンクリートが落下し、38歳の作業員が下敷きになり亡くなった。この記事を書いているさなかにも、高知市の造船所でクレーンからの鉄骨落下で下敷きになった死亡事故が発生している。以前では考えられなかった事故の続発だ。

 インターネットを見ていたところ、最近思いもよらない
労災事故が多発していることです。
 不幸なことですが、現実に起こったことはしかたないこ
とですが、どうもことが簡単に解決しそうにありません。

 一番大きな原因は、現場の管理体制が昔と違い、チーム
ワークを重視しなくなったことのようです。
 
 それぞれの専門が来て、自分たちだけの作業を終わらせ
れば、それで終了するスタイルが定着しているので、これ
が続くようだと、事故の確率も下がる見込みがないようです。

 現場監督の一番大事な業務を、おろそかにしているとい
うか、利益追求のみの結果と考えるのが正しいのでしょう。

 建設業の将来のために、業界全体で考える必要がありそ
うです。

お問合せ
神田勉社会保険労務士事務所
〒721-0975
福山市西深津町5丁目23番40号
TEL:084-921-8740
FAX:084-921-8747
メールでのお問合せ