作成日:2017/10/04
秘境駅全国二位 尾盛駅 静岡県
平成29年10月4日 水曜日
9月30日に朝早く東京を出発して、静岡県大井川鉄道に
行きました。
目的はただひとつ、秘境駅全国二位の尾盛駅に行くことです。
大井川鉄道は、アプト式で有名だということは、乗ってから初
めて知りました。

井川線のアプト式連結です。
登っているときに、下から見ているときは、なんでもないような
感じでしたが、上から下るとき見て、あまりにも急勾配に驚きま
した。1000分の90という勾配は、上から見ると、列車が通る
には・・・・・・・・? 気持ち悪かったです。

井川駅は、南アルプスの登山口ということも、このとき初めて知りました。

下りの時間まで余裕がありすぎたので、近くにある井川ダム
に行きました。

下るとき井川線の列車を撮りました。
尾盛駅で降りたいというと 「 何もないですよ 」 という
返事が大井川鉄道すべての社員さんからありました。
当然、全国二位ですから 「 あるのがおかしい ? 」


尾盛駅のホームは、ごらんのとおり手前です。
じゃり石があるだけです。
向こうにある一段高いのは 「 昔のホーム かな ? 」
線路がありません。

出迎えてくれたのは 「 狸のおきもの ? 」 それにしても、
びっくりするくらい 「 何もない 」 当然ですね。
ここで一番驚いたのは 「 上の方から線路を歩いてきた社員
さんがいた 」 ことです。
なにしろ、降車したのは私一人のはずですが、線路を歩いて上
から来るなんて予想もしていなかったので、大変驚きました。
作業服だったのですぐに社員さんとわかりましたが、理由を聞
いてもっと驚きました。
「 お客さんが何か落とし物をされたので、探しています。 」
「 えっ 見つかるんですか ? 」
「 ときどき見つかるんですよ。 」
あの線路を歩いて探すとは ? 本当に驚きました。
最後におまけ

テレビを見ている人は、いるんですね ?
この前テレビでしていた駅だ。
地元の人が利用するところを取材しようとして、二日間で
一人いた、当然と言えば当然でしょう。
車で10分 井川線で 30分 おまけに本数が少ない
これでは車に乗れない人だけ。
ちなみに、尾盛駅で 地元の利用者 は 1年たっても
あらわれません。
当然でしょう。家などまったくないのですから。
平成29年12月5日 火曜日 追加記載
テレビの秘境駅を見ていると、尾盛駅のことをしていました。
そこでの順位は 「 第5位 」 現在は 「 第2位 」 すでに
3つ駅がなくなったという現実を知りました。
なんで駅のホームが低いのか ? 疑問におもっていたところ、
理由がわかりました。
「 トロッコ列車では ホームが高すぎるので ・・・・・・・」 そうい
うことか、理由はあるものです。
自分でも、どうしてそういうことをしたのか不思議でしたが、尾盛
駅におりたいと社員さんに伝えていましたが、そうしないと通過す
る恐れが大きい、ということを知りました。
なにしろ通常は 「 1日の利用者は ○○人 とか ○人 」 に
対して尾盛駅の乗降者は 「 年間 ○人 」 とか ?
この駅を利用する人は年間10人いない ?
「 えっ それって 何 ? 」
全国1位の 「 小幌駅 」 は、地元の自治体がテレビカメラを
設置して調査したところ2週間で130人くらい1日あたり10人くら
いとか放送していました。
たとえ観光シーズンとはいえ、あまりにも大きな違いにびっくり
です。
全国3位はもっと多かったですから、どうしてこうなるかは ?
正確にはわかりませんが、2位ひとつただけいくより、飯田線は
秘境駅の宝庫ですから、何カ所か巡れるからだと思われます。
それにしても、あらためて 「 1位 と 2位 」 との差を痛感し
ました。
平成30年10月17日 水曜日
昨日の夜テレビを見ていると、秘境駅で 「 尾盛駅 」 をしてい
ました。
なんと最近では1日3名程度の利用があるそうです。
5位から2位に上がると、訪問する人も増えるようです。
久しぶりに見ると、再度訪問したいと、つい思ってしまいます。