作成日:2017/06/16
日本一の秘境駅 小幌駅 (こぼろ)
平成29年6月15日 木曜日
6月11日の日曜日、初めての北海道旅行で、どうしても
行きたいので、日本一の秘境駅小幌駅に行きました。


列車の本数は、上下合わせても6本しかなく、しかもこの駅
に行くには、列車で行くしか方法がありません。
遠くで車の音はきこえますが、最近は誰も利用しないので
道がわからなくなっているようです。
鋸とカマを持って、長靴を履いて、手袋をして、準備は十分
していても、初めての人は、道路から来ることは出来そうにあ
りませんでした。
15時13分着の列車で小幌駅に着いたところ、もう一人女
性が降りるのを見て、お互い大笑いをしました。


ごらんのとおり、トンネルとトンネルのあいだ、わずか60メートル
くらいかな ? 空いているところに、小幌駅があります。
上りも下りもどちらのトンネルも長いです。

私と、写真の女性が乗ってきた車両です。
来てみてびっくり、なんと先客が2人おられました。
8時38分弁当持参できたのかな ?
そのうちの一人若い女性は、作業着に長靴を履いて、付近の
整理をしておられました。
誰も整理しなければ、すぐに利用できなくなってしまうと思われます。
なにしろ、付近に人の住む気配などまったくありませんでした。
もう一人の男性は、三脚を置いてカメラ撮影をしていました。
昔は人が住んでいたのかなぁ ? という物も残ってはいます
が、それも私の想像でしかありません。



貨物列車が通過するところです。

秘境駅を特急列車が通過するところです。

右がバイオトイレです。 どうしてこんなものをアップ ?
小幌駅には、駅待合室がありません。
付近に住民などないから、利用する人がいないのです。
駅にある建物すべてが 「 保線作業用 」 で、一般の人は利用
出来ません。
強い雨が降ってきたら 「 ここに逃げ込む ? 」 それしか方法
がないような ?
それともうひとつ 「 カラスがいたずらするので 鞄など荷物 」
を、このバイオトイレに入れておくように、という注意を受けました。
付近を整理していた女性からの教えです。
カラスは大変おりこうのようです。
カバンなど簡単に開ける、とのことです。
時間が十分あったので、付近を散策しました。
私は自由に行動しますが、私の経験では、物珍しいのでと安易に
近づくと、 「 誰もこない・これない 」 という現実を忘れてしまいます。
特に足場が悪く、私が歩いたときは雨で滑りやすかったです。
滑って転んで・・・・・・・ケガでもしようものなにら、誰も助けに来
てくれません。誰もが容易に近づけないから 「 秘境駅 」 です。

私は、岩屋観音に行きました。 そこに小幌洞窟かな ? らしき
ものがありました。
昔の港のような物もありました。


この岩屋観音堂の前に、次の港のようなものがありました。
やたら、 「 密漁禁止 」 の看板が目につきました。

海の中に、こんなものがありました。 港のあとかな ?
おそらく、この近辺に民家があったのでは ?
駅周辺と、ここしか歩いていませんが、私の経験から言えば、
駅周辺以外は、歩かない方が無難です。
最後に、今回の小幌駅は、これこそ本当に 「 秘境駅 そのもの 」
マニアしか利用しない駅は、そのうち 「 なくなるかもかも ? 」
わかりません。
列車を乗り継いで、ここに来るから 「 利用価値 あり かな ? 」
平成30年11月26日インターネットで見たら、1482人
https://www.asahi.com/articles/ASLCG514MLCGIIPE011.html
それにしても、多くの人が訪れているようです。
写真を観光協会に持って行くと、証明書がもらえるとか ?
私が訪れたとき、証明書があれば、おそらくもらっていたと
思います。
再訪問するつもりでおりますから、行ったときは証明書を
もらおうと考えています。