作成日:2016/06/18
口之島旅行記及び写真
平成28年6月18日 土曜日
私が初めてトカラ列島口之島に行ったのは、5月22日から
25日までです。
5月22日の朝、平島はおだやかだなぁ と 感じていました
が、フェリー到着前から風が強くなり、波も大きくうねりだしま
した。
地元の人は、 「 今日は着岸できます 」 と言われたので
安心しましたが、それでも大きなうねりはいやだなぁ と感じて
いました。
平島を朝出発して昼すぎに口之島に到着しました。


22日は、初めての口之島だから車を借りて、いろいろなところに
行きましたが、どうしても一番高い山に登る道が、発見できません
でした。
標高500メートルの山に車で行き、 「 そこから尾根伝いを ・・・ 」
と考えておりましたところ、驚くべき事か、ひとつひとつの山が独立し
ていて、下まで下りて再度登るような構造になっていました。
登山道をいろいろ探しましたが、見つけることが出来ず、そのうえ
直立に近い状態の山だから、どこから入っていいのか見当もつきま
せんでした。
しかも 「 野生牛 」 の声は聞こえるし、山に入る勇気はありま
せんでした。
地元の人に聞くと 「 山に入るときは、磁石を持って・・・・・ 」 地
元の人ですら、山に入るときは細心の注意をはらうのだから、私の
ように初めての人は、入れる山ではありませんでした。
口之島と言えば、 「 タモトユリ 」 が有名ですから、当然タモトユ
リの生える岩場に行きました。




まだ、タモトユリの咲く時期ではありませんから、岩場しか
写真撮影出来ませんでしたが、一度はタモトユリの写真も
撮りに行きたいと考えております。
タモトユリに行く途中の道にあった 花 です。

口之島で有名なのは 「 野生牛 」 です。


地元の人が、道のほとりにある草などを刈り取った後、
ここに持ってきて下ろしておくと、野生牛が食べて片付け
てくれるようです。
道に出てくる 「 野生牛 」 は、人になれているから大
丈夫だそうですが、山にいるのは、 「 恐ろしい 」 との
ことでした。
牧場にいる牛は、耳にナンバーを書いたのをぶら下げて
いるからすぐにわかります。

この北緯30度から南を一時 「 アメリカ が 占領 」 して
いました。
そのため十島村は引き裂かれ、現在の三島村と十島村に
なったのです。

北緯30度の記念碑から先に行くと、魚がよくつれる景色の
良い場所に行くことができます。
前にある 「 島 」 というか潮が引いたときは歩いて行ける
岩場も綺麗ですが、後の山が綺麗だったので写真撮影しました。
24日にふたたびこの場所に来ると

遠くから見ていたところ 「 なんであんなところに トカラ山羊 が ? 」
不思議な感じがしていたので近づいたところ、 「 子山羊 」 が
網に入って動けなくなっていました。
「 山羊は かわいいですよ。 」
私が網から外そうとしますと、近くに来て 「 じゃまをします 」
おそらく 「 親子 」 だと思いますが、子を守ろうと本能でする
のでしょうが、すごくかわいかったです。
車に積んであった 「 カッター 」 を、一緒来た人に頼んだの
ですが、網を切ることなく外れたので、離してやりましたところ、
全部の山羊が遠くに行きました。
私は22日午後と23日は一日中島の中を車で走りましたから、
何もすることがなかったので、民宿で一緒になった宮崎の人を
案内しました。
最終日の25日は、それまでの風がやんで、それこそ一番
良い日だったのですが、何もせずに民宿と港近くを散歩して
いました。
トカラ列島の旅は、毎回楽しい思い出で一杯です。
次回は、一度も訪れたことがない 「 悪石島 」 に行きたいと
考えております。