お知らせ
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作成日:2014/10/09
木守柿(きまもりがき)



 平成26年10月9日 木曜日

 今日朝いつものように、近くの川の畔を散歩するため歩いていたところ、
偶然田んぼの状態を見るためいた隣の人と話をしました。

 自然農法を取り入れているので、 「 無農薬・無肥料 」 で米を作られ
ています。
 作柄などの話しをしていたところ、田んぼの周りを雑草で茂らせているの
は、米に害虫がつかないようにするためだということを話されて、実際に害
虫にしたら、米より雑草の方がおいしいらしく、廻りの雑草を食べているの
を偶然発見したとのことでした。

 最近米を 「 すずめ 」 が食べて困ると、こぼされたので、 「 すずめ 」
は米だけでなく 「 害虫も食べる 」 と話しました。

 そんな話しの中で、 「 柿は 全部取り入れるのでなく 一部 残す 」 と
いう話になり、 「 鳥 たち の分 」 として、残すのだと私が言ったところ、

 「 木守柿 」 という言葉を教えていただきました。

 柿を収穫するとき、自分たちだけでなく、自然に関わり合う動植物の分とし
て、一部を与える必要がある、という昔からの教えだとわかりました。
 木を守ってくれる動植物に 「 おすそわけ 」 も必要だということです。

 この 「 木守柿 」 の考え方というか、自然との共存共栄というか、なんと
言ったら良いか ? 私にはわかりませんが、昔からの言い伝えは、十分考
慮する必要があると認識しました。

 私の現在の職業は 「 行政書士・社会保険労務士 」 ですが、私がいつ
も経営について言っていたのは、 「 自分のため 自己資本を 上げよう 」
でしたが、これも一部修正して、自分だけのためでなくみんなのため 「 一
部税金を支払おう 」 に、訂正する必要がある、ということを勉強しました。

 税務署も喜び・広島県も喜び・市町村も喜び・取引先も喜ぶ、これだけでな
く、みんなのため 「 一部を 支払おう 」 に、言い換えることにしました。

 私が考えるほど 「 経営は 甘く ありません 」 が、それでもお客さんが、
少しずつ良くなっていく傾向にありますから、 さらに良くなるように、努力する
つもりでおります。

 今日は 「 良い言葉を聞いた 」 「 良い勉強になった 」 うれしい日です。

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